タイの携帯市場2009年

タイの携帯市場ですが、政治不信、景気後退、新型インフルエンザのトリプルパンチで今年はどのキャリアも苦戦中です。

タイの最大手のAISですが、2009年1-3月期の利益が、前年の同期比で10.9%減(45.7億B)、4-6月期の利益が、前年の同期比で33.7%減(42億B)、7-9月期の利益が、前年の同期比で7.7%減(41.8億B)と減収減益が続いています。減益の主な原因は、携帯端末が売れてない事です。

1-3月期は通話料・サービス収入5.5%減、携帯端末の販売収入が31.4%減の20.3億B
4-6月期は通話料・サービス収入6.5%減、携帯端末の販売収入が47.7%減の16.4億B
4-6月期は通話料・サービス収入5.0%減、携帯端末の販売収入が45.3%減の15.9億B
不況下では、携帯電話の買い替えが大好きなタイ人でも、さすがに控えるようです。

キャリアの苦戦がまだ続きそうなので、中古携帯の取引や端末のレンタル、日本のように端末の料金を月額で払うようなビジネスが伸びそうですね。

タイのiPhone事情

タイでは今年1月にiPhoneが正式に発売され、35,000Bと非常に高額にもかかわらず、発売わずか1ヶ月で8万台ほど売れたそうです。35,000B(バーツ)は日本円では、約10万円と日本よりも2~3倍ほど高いです。12月現在、タイでは既に20~25万台ほど売れているようです。

日本人からするとタイ・バーツは10倍すると日本円での金銭感覚に近いものとなるので、35,000B×10=35万円と非常に高価なものです。タイの大卒の給料が20,000B(50,000円~60,000円程度)ほどなので、iPhoneが非常に高価である事がわかります。

タイ人にとっては携帯電話が新しいことがある種のステータスであり、iPhoneには実際の価値以上のプレミアが付いているようです。ちなみに、タイのiPhoneはSIMフリーなので、色々と使い勝手が良いです。3Gが本格化するとiPhoneの利用率が更に増える予感がします。ちなみに月々の通信料はパケ放題+電話代300分込で月600B(1500円~2000円程度)です。