日米関係・日中関係

何年かぶりに朝まで生テレビを観ました。テーマは日米関係・日中関係。

世界最大のマーケットとなり、益々発言力を増す中国。友愛首相・普天間基地・トヨタ問題でギクシャクする日米関係。さあ、日本はどうすればいいの?という趣旨でした。

結論がでない番組なので、どうすれば良いのかは分からなかったのですが、東海大学教授の葉千栄さん(日本国籍を取得している中国の方)が「中国マーケット、内需拡大は日本にとってはチャンス」「世界での日本の発言力が低下している」と発言していたことが印象的でした。

2008年~2009年上半期で、日本の最大の輸出先はアメリカから中国に変わり、今後ますます日本の市場戦略は対中国の重要性が増します。タイ・バンコクにいると良く分かるのですが、リーマンショック以降、日本の影響力の低下が顕著になったな~、と色々な人と話していると感じます。

日本人としては少し残念な気もしますが、日本の発言力・影響力が低下することは仕方がない事なので、アジアにおいては中国を意識した企業戦略をもっと具体的にしないとダメだと考えています。

日本のリーダー(首相)は「首相になること」が目的で、首相になって「どんな成果を出すか」がスッポリ抜けている気がします。一国の首相が「友愛」という姿勢で外交に挑むのは、あらゆる交渉で自らの立場を悪くしているだけだと思います。直接選挙で日本のリーダーを選ぶ仕組みが欲しいところです。

葉千栄さんはユーモアに富み、和して相手の発言を制する姿勢にかなり好感が持てました。日本の政治家も、もっとユーモアのセンスがあると、物事がスムーズに進むかもしれません。

アジア各国のGDP。中国が日本を抜きました

[時事通信: 中国GDP、日本抜き世界第2位へ=世界の工場、巨大市場も魅力]

そんなに驚くことではありませんが、中国GDPが世界第2位となり、日本が抜かれました。日本は40年間ほど世界第2位でしたが、人口が10倍も多い中国には勝てない訳です。来年の中国の実質GDPは9%となる見通しです。中国では内需が拡大し続けており、内需が中国の成長をささえ、対中輸出がアジア各国の経済を支えているという仕組みです。

以下、2010年のアジア各国の実質GDP成長率の見通しです。日本のGDPは1.8%になる見通しです。1.8%は主要なアジア各国の中でも最低水準です。

  • 中国 : 9.0%
  • インド: 7.4%
  • ベトナム: 6.2%
  • マレーシア: 6.1%
  • インドネシア: 5.3%
  • シンガポール: 4.2%
  • 台湾: 3.8%
  • 韓国: 3.7%
  • フィリピン: 3.4%
  • タイ: 3.2%
  • 香港: 2.0%
  • 日本: 1.8%

欧米の企業が東アジアに進出する際、ヘッドオフィスを東京ではなく北京・上海に置くところが増えてます。日本の法人税の納税率が27~29%程度なので、一層のこと期間限定で15%まで下げてみるのはどうでしょう。

ベトナム     : 6.2%
マレーシア   : 6.1%
インドネシア : 5.3%
シンガポール  : 4.2%
台湾         : 3.8%
韓国         : 3.7%
フィリピン   : 3.4%
タイ         : 3.2%
香港         : 2.0%
日本         : 1.8%